仮装大賞倶楽部新聞 第58号

1999年(平成11年)11月発行


第35回大会の火消姿の欽ちゃんのイラスト 滝沢さん作

第58回全日本仮装大賞

 第58回全日本仮装大賞は、平成11年9月12日(日)東京・後楽園ホールにて収録されました。
 今回の応募総数は5799組。この中より全国12カ所と台湾の予選を勝ち抜いてきた精鋭40組がアイディア・体力・チームワークを武器に優勝賞金200万円、賞金総額400万円を目指してしのぎをけずりました。
平成11年9月12日(日) 収録 後楽園ホール
平成11年10月10日(日・祝) 19:00〜20:54 放送



仮装大賞倶楽部新聞第58号 もくじ

欽ちゃんの第58回全日本仮装大賞 出場者リスト
私の言いたいこと
優勝者さんにききました
第58回大会参加者にききました
仮装倶楽部ノートより
バニーちゃんから!
ニュー受付看板娘に直撃
お弁当ランキング
第57回大会優勝者さんから
台湾地震
仮装スタッフにききました
スタッフ土下座事件
「仮装大賞」の魅力に取り憑かれた者たち
台本ありがとう
第59回全日本仮装大賞 本選会は!
お願い
トップページに戻る



欽ちゃんの第58回全日本仮装大賞 出場者リスト

番号 タイトル 人数
1 ひまわり 41
2 富士山 1
3 モグラ 5
4 かき氷 12
5 デッドヒート 1
6 油に水 3
7 うさぎとカメ 3
8 朝顔の影 4
9 ドラキュラ 3
10 ペンギン 1
11 お父さん大好き 3
12 星空 1
13 噴火 2
14 波紋 3
15 紅葉と夕焼け 1
16 わらぞうり 20
17 耳そうじ 1
18 ガム踏んじゃった 4
19 バードウォッチング 2
20 おばあちゃんの入れ歯 3
21 ホース 9
22 朝顔の成長 3
23 お星さま 2
24 新体操・ボール 2
25 双子の台風 3
26 ウルトラクイズ 1
27 花火 1
28 ロストワールド 3
29 線路 33
30 UFO出現 1
31 歌う食虫植物 9
32 とび箱連続とび 2
33 岩ツバメ 15
34 ちょうちんあんこう 6
35 スイッチオン! 1
36 ナマケモノ 2
37 テープレコーダー 2
38 ワイングラスに映る風景 5
39 スカイダイビング 4
40 目覚まし時計 2

優勝は誰の手に!

優 勝 ワイングラスに映る風景
準優勝 星空
第3位 お星さま
アイデア賞 噴火
ユーモア賞 スイッチオン!
演技賞 わらぞうり
ファンタジー賞 ひまわり
努力賞 線路
技術賞 朝顔の影

合 格28組
不合格12組


優勝者さんにききました

38番「ワイングラスに映る風景」さん

 「みんなで台湾大会に参加しようか」なんて、ほんの冗談のつもりでした。それがいつのまにか現実となり、台湾大会へ参加するためにこの仮装を作りました。
 みんなでひとつの仮装を作り上げるといっても住んでいる所は、「京都・奈良・愛知・長野・北海道」とばらばら。分担して道具を作り、初めて合わせてみたのが名古屋予選。ほとんど練習しないで予選に挑みました。当然うまくできるはずがありません。
 そんな仮装を見捨てないで、優勝できるレベルまで協力してくださった西田さん、山本さんを始め、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
 「仮装大賞」という素晴らしい番組に出会えて本当に良かったと思っています。そして、台湾のFTVの皆さん、私たちを快く迎えて親切にしてくださりありがとうございました。
            三井勝彦

 今回はいい経験をさせていただき、ありがとうございました。
三井君のアイディアに合流した、全国各地の混成チームだけに練習不足の心配が常について回りました。セットも各自手分けして作成したのでバランス良く組み合わされるか、常に心配でした。
 数回しか合同練習ができなかったけれど、本選当日には完成された作品になり、思ってもいなかった優勝!何かキツネにつままれたような、夢でもみ見ているような妙な気持ちです。でも永い仮装大賞の歴史の1ページに足跡を残したのも事実だし、優勝チームの一員だったのもまぎれもない事実。その快い余韻に浸っていようと思います。
         初出場 杉森真里子


 何回も出場しているダンナを通り越し、初めて出たのに優勝するとはどうゆうことだ!いつも不合格のダンナの立場も少しは考えてくれ!これは君の実力じゃないぞ!ベテランチームメートのお陰だぞ。感謝しろよ。仮装大賞はそんなに甘くない!今に見ていろ、僕だって。
          旦那 杉森憲二

ワイングラスに映る風景チームのイラスト

第58回大会参加者の皆さんにききました

参加してどう?




言いたいこと


仮装倶楽部ノートより

11番
兵庫から参加しました。初出場ですのでドキドキ。子供を動かすことは大変でしたが、楽しかったです。
今思うことは、太った主人を選んだ私は天才?次も頑張って来ます。

27番
今回初めて子供と一緒じゃなく、私一人で出場できて、本当にうれしく思いました。また子供(仮装クラブのことで自分の息子ではありません)と一緒にでようかなーとか思っています。今日は皆さんありがとうございました。

9番
お金がかかり過ぎたせいか、賞には入れなかったのがショックでしばらく立ち直れないかも・・・。でも打ち上げが楽しかったので救われました。また出たいです。今度は、金かけずにアイディア勝負だ!
滝沢

 今回が初出場で、本選出場が夢のようです。演技にかなり不安がありましたが、それでも欽ちゃんにほめてもらってうれしかったです。次回の出場のときこそ、ぜひ、入賞を!
岸田


14番「はもん」(破門じゃなくて波紋)
久しぶりに出場できました。2か月余りの苦労もなんのその。楽しい打ち上げに参加できて良かった。点数がいまいちで落ち込んでいた私も気が晴れました。参加者&スタッフ、みんなが一体になれる打ち上げはいいですね。これからも仮装大賞が続くとともに、打ち上げも続いてほしいと思います。私はこの先2年都合により参加できなくなると思いますが、この打ち上げが続く限り、またチャレンジしたいと思っています。また出場できたときはよろしくお願いします。
柏原


 今回は初めて東京の会場に参加させていただき、本当に良かったと思っています。「欽ちゃんの仮装大賞」がこれからも長く続いていくことを祈っています。
プラス同行者 秋元


30番「UFO出現」(のあと墜落)
今回は失敗もなく、見事に演技を成し終えました。にもかかわらず、カーン!これが私の実力か!文句があるなら、本選に出て落ち続けてみろ!むつかしいぞ!
影の薄い社長 杉森


39番「スカイダイビング」
仮装は病みつきになります。また出場するために頑張るぞ!
元気で明るい兄弟 角田たくや・はやと


25番「双子の台風」
今日もグルグルまわりまーす。残念だったけれど、とても楽しかったです。
小林


38番「ワイングラスに映る風景」
たなぼたでここまで来られてしまった。正月は自分のネタで来るぞ!ドリームチームの皆さん、本当にありがとうございます。
市村

みなさんのおかげで私のネタが生きました。ありがとうございました。
三井

あれよあれよという間にドリームチームが結成され、あっという間に仮装の日。気がついたら優勝!あー、これは夢かも!?
金田

マリ子のお陰で私も最後に出ました。影の薄い社長です。
杉森

優勝なんてあり得ることがないと思っていましたが、ついにやってしまいました。今だ信じられない。北海道から京都まで各地から集まった7人がFAXとTELで連絡を取り合い、地方予選会場へと足を運び、短い時間内で作品を作り練習し、話し合い、少しずつ確実な作品へと作り上げていった。本選では気持ちがひとつになり、見事優勝!本当に良かった。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
安藤

 今回、台湾大会、本選会とドリームチームとして参加させていただきました。台湾大会では、創意賞。本選会では優勝と、大変な経験をし、すごい宝物をいただきました。仮装の仲間です。いろんなことがありましたが、その中で育てた友情が、私の宝物になりました。いつまでも大切に、大きく育てていきたいです。台湾まで自腹で予選を受けに行く仲間っていったい!?
松原


34番「ちょうちんあんこう」
とにかく、うんがついてて、テレビにまで出られました。めちゃめちゃうれしい。バニーちゃんもかわいい!きれいで、最高でした。みんなありがとね。
こんどうさん

 今回初めてだけど、すごく楽しかった。大変だったかいあり!
やまもとさん

 祝・欽ちゃんの仮装大賞!
うれしい。テレビ初出場。15点以上にはなれなかったけれど、すごい楽しかった。レギュラーになる!なってみせる!次もこのノートに寄せ書きしていることを願う。ありがとう。
きもりん

 初出場です。不合格やったけど、めちゃ楽しかった。テレビに出てうれしい。みなさんありがとうございました。
小魚役 ひがしかよこ

 この度、合格はできなかったけれど、欽ちゃんの仮装大賞に出られただけで、いい思い出になりました。どうもありがとうございました。また出場するのでよろしくお願いします。
山崎晴香






バニーちゃんから!

仮装大賞倶楽部にバニーちゃんからメッセージをいただきました。

山口さん作 バニーガールのイラスト

田口加奈さん
 第58回欽ちゃんの仮装大賞に出て私は、前回と違う皆さんに出会えて本当に良い経験となりました。人のために何かをし、そして役に立つということ。私はこの仮装大賞で見つけることができました。
 また、皆さんと一緒にお仕事できる日を楽しみにしています。出場者のみなさん、そしてスタッフ一同の方々、お疲れ様でした。ありがとうございました。

船渡さん
 4年前に初めてエスコートガールをさせていただき、スタッフの方々、そして出場者の方々のひとつのものを力を合わせて創り上げていく、という熱心な力強い姿に感動いたしました。
 今回もまた新たにスタッフの一員として、皆さんとお仕事させていただいたことをとてもうれしく思います。これからも欽ちゃんの仮装大賞を応援し、また機会があったら皆さんとお仕事したいと思います。ありがとうございました。

本間佳奈子さん
 私は初めてエスコートガールとして参加させていただきましたが、テレビの裏側ってこんなにたくさんの人たちの協力があって、そして感動的なんだなあと思いました。
 出場者の方々もみんな仲良くて、新聞を作っている方がいたりしてびっくりしました。これからもぜひ続けてくださいね。10月10日のオンエアが楽しみですね。
 また機会があったら、ぜひ皆さんとお仕事したいと思います。

飯野あかねさん(姉)
 姉妹でこの仮装大賞に出ることができて、とてもうれしく思っています。皆さんがまた新しいアイデアの作品で出るのを楽しみにしています。
 私たち姉妹もこれからいろいろなお仕事でがんばりたいと思います。

飯野あゆみさん(妹)
 今回初めてエスコートガールをやらせていただき、本当にありがたく思っています。見たことのない裏の仕事をたくさん見て、ひとつひとつの演技がいつもとは違った思いで見られました。そして、素敵な人たちと出逢えたことをうれしく思います。
 また機会があったら、皆さんと一緒にお仕事したいと思います。ありがとうございました。
バニーガールの写真


ニュー受付看板娘に直撃

 「ニューデスクとしてがんばっています。」というのは、大野眞奈美に代わって辻本真紀さん(年齢不詳)。
 詳しいことはまだ秘密のようで、これからボチボチ攻めるとして、今日は皆さんにごあいさつ。

 第56回仮装大賞から大野さんに代わってデスクをやることになった辻本です。
 テレビの世界は3年前から技術職という立場から見ていたので、なんとなくわかっていたもののこの番組は全く違っていました。こんなにも出場者が支えてやっている番組は、ほかにないと思います。やっと3回経験してもいつも違う出場者が受付を通るたびにいろんな涙・笑い・喜びが見られてうれしく思っています。
 これからも常連の皆さんに支えてもらいながら、新しい人たちには仮装の楽しさを伝えていってもらいたいと思います。まだまだ至らないところもありますが、長ーい目で見てください。
 また、お正月大会にはお待ちしていますので、まずはTELをくださーい!
      仮装大賞デスク 辻本真紀



お弁当ランキング

第1位 梅干し弁当
 ・梅干しに感動しました。
 ・梅干しを見る目が変わりました。
 ・たかが梅干しと思いましたが、またこの梅がおいしいこと!

第2位 のり弁当
第3位 カツ弁当
一言
・おいしかった。
・20点満点。
・いつもおいしく食べています。
・どれも同じでよく覚えてない。
・食事の支度をしなくていいなんて!天国です。人の作ったものはとてもおいしい。天国です。
・おいしかったけど、子供がいっぱい残しちゃってごめんなさい。
・タダでいただける分OK!強いて言うなら「☆☆☆」星3つ!
・緊張していてよく覚えてない。
・サンドも仲間に入れて!
・麺類などたべやすいものがいい(緊張してのどを通りにくい)。
・カシューナッツのおかずが好きだ!
・マイセンのとんかつ
・ジライヤの天むすが食べたかった。
・野菜を増やしてほしい!
・汁物もほしい。
・季節がら料理に配慮していただき、ありがとうございました。ボリュームいっぱい。
・いつか食べた、鶏そぼろ弁当が忘れられない。
・おいしかった。ランクは上々。
・良いじゃないかな。


第57回大会優勝者さんから

 第57号を発行してから原稿が届きましたので、第58号に載せます。

「エアコン」(32番)さん
 僕は予選で日本テレビへ行くのも楽しかったし、スタッフの方々などに出会えたことが、仮装で一番楽しかったです。
 そして、そんな仲間に支えられたり、アドバイスされてがんばった「エアコン」が優勝したときは、思いがけないことだったので信じられなかったけど、テレビを見たとき、「本当にやったんだ!」と再び喜びを噛みしめました。
 そして、もうひとつ。仮装がこんなにやめられなくなるほど楽しいことも感じました。
           今井憲和

今回のことが少年少女新聞に載りました。思いがけない出場が大きな賞とたくさんの人たちとの出会いを得ることができ、親子で喜んでいます。ぜひまた挑戦したいです。

「少年少女新聞」より
 「欽ちゃんの仮装大賞」に出たきっかけは、テレビを見ていて、仲間同士で抱き合っている人を見て、僕もあんなふうに喜んでみたいという思いでした。
 でも、アイディアを思いつかないと話になりません。考えれば考えるほど、ネタは思いつきません。とうとう疲れてボケーッとしていたときでした。
 「これだ!」
 友達が「元気ないな。暑いのか?フー」「くさいな、息吹くなよ」そのときでした。「これだ!」
 まさにこれが僕たちの「エアコン」の誕生です。
 ダンボールを使ったエアコンの大道具作りは大変で、母たちに手伝ってもらいました。けんかもしたけど、3人の息を合わせるように一生懸命練習しました。予選前の夜に練習し、なんと予選を突破。
 いよいよ本番です。緊張して、初めの台詞がうらっかえしになりました。欽ちゃんが会場を盛り上げてくれて、一秒一秒が楽しくできました。
 演技の後、欽ちゃんとしゃべり、本当によかったです。素敵な仲間がいっぱいいることにも気付けてよかったです。


台湾大地震

 皆さんも知っての通り、台湾で地震があり、たくさんの方がお亡くなりになられました。
 第58回大会に台湾からの参加もあり、たくさんのスタッフの皆さんも日本へ来ていました。仮装仲間として台湾の仲間に対し、ずいぶん心配されて問い合わせやメッセージをいただいております。
 そこで台湾スタッフから無事でいるとのEメールが届いていますので報告します。なお、英語の翻訳を安藤・金田コンビにお願いしています。(一部省略あり)

 ご心配なく。私たちは、全員生きています。励ましありがとうございます。
 地震の震源地は、台湾の中心地にあるナントウです。そして、大きな影響を受けています。
 台北でいくつかのビルが壊れたわけは、構造上の原因で、ほかの大きなビルは大丈夫でした。
 私たちは、痛みよりも怖かったです。

 皆さん、ありがとう。
 私たちは、大丈夫です。私たたの場所は、いろいろやろうとしても何も手をつけられない状態です。テレビのニュースを見るだけで、とてもそれは悲しいです。
 ありがとう皆さん!突然の災害にも負けずがんばります。
        台湾スタッフ一同


仮装スタッフにききました

 回答「エルニーニョだか何だか知りませんが、地球に大きな影響を与えているらしいですね。人体にはなんの影響もないでしょうかね?私の体調はきっとエルニーニョのせいに違いありません。さて、今回もいろいろなご意見ありがとうございました。質問にはできるだけ答えたつもりです。」

Q.審査員の人選
A.スタッフみんなで

Q.2000年問題は大丈夫なの?
A.うーん、今考えられる範囲では大丈夫です。

Q.スタッフの意思をつかむには?
A.とにかくどんなことでも質問してください。誤解がないよう、我々も努力していますので。

Q.仮装大賞がないときは何をしているの?
A.仮装大賞は一年中動いていますので、全く仮装の仕事をしないってことはないですよ。ほとんど毎日、スタッフルームとは電話がつながります。

Q.Tシャツに飽きた!ほかの物が欲しい!
A.何回も出場している人は飽きてしまっているかもしれませんが、初めての人もたくさんいます。

Q.リハーサルのとき写している写真が欲しい。
A.あれはですね、ポラロイドカメラで撮っているんですよ。リハーサルが終わってからの打ち合わせで使用しています。いろいろと書き込んだり、張りつけたりしていますので・・・。
 すみません。

Q.点数ボードの電飾の回り速さが、回によって違うのはなぜ?29・31回が極端に速かった。
A.えっ!そうなんですか?我々も知りませんでした。お恥ずかしい・・・。

第31回大会 シャーロックホームズ 9番滝沢さん作 Q.スタッフの夢
A.山本 悪夢から覚めること
  平井 ギャグが冴えること
  中田 海外移住(ジャマイカ)
  辻本 東京都内に住むこと
  斉藤 おこられないようになりますように(希望?)
  高野 B−MAXで1万枚

Q.心の安らぐ場所
A.山本 アトリエ
  平井 GT−Rのコックピット
  中田 酒場
  辻本 トイレ
  斉藤 物置
  高野 池袋やすだ6号店


スタッフ土下座事件

 第58回大会の打ち上げ会場でのできごとです。スタッフの皆さんが、私たち出場者に土下座をしました。
 理由?
 第58回大会のオンエアを見て、気がついた方いらっしゃいますか?
 一生懸命やってくださったスタッフに一方的に土下座をされた私たち出場者はどうしていいかわからず、ただその場にいるだけでした。「頭なんか下げないでください。私たちの方が悪いんじゃないですか!」と心で思いながら、その光景をしっかりとまぶたに焼き付けました。
 この事件を機械に仮装大賞は、スタッフと参加者と、また仮装大賞を支えているみんなが、それぞれにそれぞれの立場で、大切に大切に作り上げているのだと改めて感じました。こんなにもスタッフと出場者がひとつになって作り上げている仮装大賞、いつまでもみんなの力で大切に守っていきたいと心から思いました。


姫野先生の連載 第2回

「仮装大賞」の魅力に取り憑かれた者たち

仮装大賞は教育の原点だ  その1 家庭教育において

心療内科医 姫野友美

 仮装大賞に参加している人たち、一人だったり、家族だったり、友人とだったり、職場の仲間だったり。しかし、一番多いのはやはり家族だろう。
 仮装大賞は子供からお年寄りまで幅広い年齢層に支持されている。そして子供たちは一度はこの番組に出たいと思っている。
 しかし、本当は密かに番組出場を狙っているのは大人たちではないだろうか。それも自分の子供をダシにして。
 以前、川上秀子さんという、出場回数20回以上、優勝2回、その他数々の賞を取った天才仮装大賞荒らし(?)がいた。彼女は3人の子供がいて、その子供たちの特徴を生かした作品を作っていた。
 川上さんと話をしたことがある。
「仮装大賞は私の子育て記録なの。上の2人は忙しくなってしまったし、3番目の育子が高校を卒業したら引退しようと思う。」
 その言葉通り、4歳だった育子ちゃんが17歳になったとき、彼女は引退した。子育て終了と共に。
 家族で出場する場合、当然発案、企画は親だ。子供が小さいときは、製作も親、演出も監督も親、全て親の傍らで親のすることを見ている。使い走りもする。大きい子は手伝う。そこで子供は世の中にはいろいろな材料があり、それをどうやってつなぐのか、そのときに使用する道具はどうやって使いこなすのか、それを全て知る。完成までの道筋をつぶさに見る、親は親で子供の大きさ、体力、能力の全てを把握して子供に演技させる。
 仮装大賞の予選会場、本選会場は大人の世界だ。そこでは、秩序や譲り合いや協力が必要だ。ここでも親は子供に外の世界での行動に必要な要素を教える。そして、子供は世の中の仕組みと大人の知識の膨大さ、大人の能力の偉大さを知る。
 現代社会では、親と子が共同作業をして何か成し遂げるという光景は、まれになってしまった。世の中は便利になり、娯楽は金さえ出せば手に入る。そこには、親から子に伝えるものは何もない。しかし、仮装大賞をやっていると、親と子の間には日常生活では考えられないほどの膨大なコミュニケーションが生ずる。子供は親を知り、親は子を知る。親と子の間に信頼感があれば、子供に決してキレることはない。これは家庭教育の原点だ。
 仮装大賞で育った子供は、きっと自分の世界を持ち、その世界と他の世界をどう交通させるか、その方法を知っているだろう。

姫野友美 プロフィール
姫野さんのイラスト  195*年生まれ 東京在住
 職業:医師
 専門:心療内科
 仮装歴:6年 17年前より仮装大賞の絶大なファン
 家族:仮装に全く興味のない夫と、しっかり母親の遺伝子を受け継いでいる3人の子供と有能な秘書1人。
 日本テレビ「おもいッきりテレビ」にときどき出演。


台本ありがとう

台本が当選した方からの感想

☆ 台本ありがとう!
 あーん!ありがとう!
 ありがとうございました。
 大事にしますー!
☆ 仮装大賞の台本、ありがとうございました。娘たちも大喜びでした。
☆ 台本どうもありがとうございました。
 今回、初めて入賞させていただいて、放送の反響がいろいろあって、面白かったです。なんとローカル局(福井放送)の取材まで受けちゃいました。一人でいろいろやるのは、大変です。道具・アイディア・練習・・・。
 その分、うれしさも一人占めできるけど。
 さて、正月大会はどうしようか、考え中です。久しぶりにグループネもしたいな、とも思っていますがなかなか良いアイディアが浮かばないーっ。また、コネタかな?仮装大賞は、いろんなアイディア、表情とかが見られて、とても面白くて勉強になります!また楽しみたいので、正月には絶対に行きます!また会いましょう。
  今までの作品
   57回 顕微鏡
   58回 スイッチオン!
   54回 モーグル(山)
                 山口 剛

 10名様に台本、グッズを送らせていただきました。
 お礼の手紙、FAXありがとうございました。これからもご協力お願いします。

第59回全日本仮装大賞 本選会は!

第42回・第48回大会でのチャップリン  平成12年1月1日。次は、あなたの出番です。
 ねらえ!優勝賞金200万円
 地区予選は、もう始まっています。
 みなさん頑張って第59回大会を成功させましょう。本選への道は、あきらめずチャレンジあるのみです!みなさんの健闘を祈ります。
「2000年問題」もあります。とても大変な大会になるでしょうが、後楽園ホールでお会いしましょう。


お願い

 仮装大賞倶楽部新聞は、みなさんのための、みなさんの思い出になる新聞を作りたいと思っています。みなさんの声を聞かせてください。
 本選会場で配布されるアンケートにご協力ください。
何かの連絡の際、アンケートの住所から連絡します。アンケート、出場者リストに登録されていないと連絡されないことがありますので、そのときはご了承ください。
 仮装倶楽部記念写真コーナーにあなたの記念の仮装大賞の写真を貼りませんか。
 また、本選会場に置いてあるメッセージノートにメッセージをお願いします。
 イラスト、仮装と私など皆さんの原稿も募集しています。
 本選会場に持ってきていただいても、仮装倶楽部に送っていただいてもけっこうです。
 仮装大賞倶楽部ホームページもお願いします。


仮装大賞倶楽部新聞担当
〒071-1254 北海道上川郡鷹栖町14-16
FAX 0166-87-3723     松原康恵

仮装大賞倶楽部ホームページ担当
三井勝彦  info@kasoh.com

仮装大賞倶楽部新聞作成 北海道・松原康恵
WEBページ移植 長野・三井勝彦



トップページに戻る

仮装大賞倶楽部新聞 目次